今回は牌効率がキーワードだよ。
牌効率を知ると、テンパイスピードがあがって
その分上がる数も増える
大事な技術だよ
ぜひ覚えてみてね。
この記事を読むと
・牌効率の基礎を理解できます。
早くテンパイすることができて、リーチを早く打てるようになります。
※麻雀はリーチが強いです。
こんにちわ。すごろくです。
「牌効率」と聞くとなんか難しそうに聞こえますが
簡単に言うと、
・早くテンパイできるようになる
・そして、高い手を作る技術も学べる
・早くテンパイできるから、上がる数も増える。
こんなことが身につきます。
牌効率を学んで、麻雀で勝てるようになりましょう。
牌効率とは
牌効率とは、「テンパイを少しでも早くし、また上がりやすくする。」
技術をいいます。
※牌効率の定義は、その人によって若干違うので気を付けましょう。
シャンテン数とは
牌効率を理解するために、「シャンテン数」という言葉を意味を説明します。
シャンテン数とは、「あと何手でテンパイするかの数」のことをいいます。
例えば以下の手牌の場合、シャンテン数はいくつでしょう?
答えは、1シャンテンになります。
なぜなら、この手牌はかを持ってくるか、かを持ってくればテンパイになるからですね。
牌効率では、このシャンテン数を進めていくことを意識することが重要になります。
配牌や序盤ではシャンテン数が増えるような打ち方は、基本しないようにしましょう
シャンテン数の説明をしたところで、
序盤では、シャンテン数が増えるような牌を切らないようにしましょう。
例えば、上のような配牌をもらったとします。
このとき、シャンテン数が増えるような牌は、どれになるでしょうか?
答えは、ややややに
なります。
なぜなら、は、あと1枚がきたら暗刻になりシャンテン数が進み、テンパイに近づきます。
は、あとがきたら順子になりシャンテン数が進み、
テンパイに近づきます。
は、あとかがきたら順子になりシャンテン数が進み、テンパイに近づきます。
は、あとがきたら順子になりシャンテン数が進み、テンパイに近づきます。
は、あと1枚がきたら暗刻になりシャンテン数が進み、テンパイに近づきます。
つまり、あと1枚で面子になる牌は、基本序盤では、切らないようにしたほうがいいでしょう。
なので、それ以外の牌を切るようにしたらいいということですね。
この手牌でいうと、かになります。
序盤は孤立牌を切っていこう
配牌をもらったとき、以下のように孤立牌から切っていくといいです。
字牌 > 1・9牌 > 2・8牌 > 3~7牌
この手牌でいうと、
→ → の順に切っていきます。
手牌に孤立牌があるときは、このような優先度で打ってみてね。
強い形を覚えておこう
強い形を知っておくと、牌を切るときの判断がしやすくなります。
次の手牌を見てみよう。
基本、牌は繋がっていると強い形になります。
上記でいうと、やのことをいいます。
なぜ牌が繋がっていると強いのか説明します。
まず、の受け入れ(※1で説明)は、
※1 受け入れとは
→ 塔子(ターツ)になる牌のことをいいます。
面子が揃う一歩手前の状態ですね。
の5つですね。
そのうちとは両面系になる強い形となります。
次に4連携と呼ばれるの受け入れを見てみましょう。
の受け入れは、
の8つあり、
そのうちは両面形になる強い形になります。
さきほどのの受け入れの数より多いことがわかりますね。
なので、よりの4連携ほうが強い形となります。
次に中ぶくれと呼ばれるの受け入れを見てみましょう。
受け入れは、の5つで、
上記のと同じですが、
の4つの牌どれを引いても両面形になるところが
違います。つまり強い形になりやすく、テンパイのときに
両面形になりやすいということになります。
なので、捨て牌にもよりますが、基本的にこの手牌の場合、を切っていくのが
正解になります。
5ブロック理論を覚えよう
5ブロック理論とは、面子や塔子や対子をそれぞれブロックとして認識することをいいます。
上記の手牌でいうと
1ブロック目
2ブロック目
3ブロック目
4ブロック目
5ブロック目
6ブロック目
がブロックになります。6ブロックありますね。
上がりには、4面子+1雀頭の5ブロックで構成されています。
孤立牌がなければ、手牌は5ブロック or 6ブロックぐらいになります。
6ブロックのときの考え方
6ブロックあるとき、まず「5ブロック」にする意識で牌を切ります。
では6ブロックのどのブロックを優先して切ればよいか?
さきほどの手牌のブロックを例に説明していきます。
は、すでに面子になっているので、切る候補には入りません。
は、両面塔子なので強い形です。これも残します。
は、両面+対子という形で強い形になります。これも残します。
次にの対子は、一つしかない対子なので、これも切らないでおきましょう。
残りは、とのブロックです。
カンチャン塔子とペンチャン塔子ですね。
こういうときは、ペンチャン塔子を切っていきます。
のカンチャン塔子は、将来やを引いたとき両面形の
強い形になるからです。
さてのブロックを切っていきますが、
どちらを先に切りましょう?
麻雀は、基本端の牌ほど安全と言われているので、
こういうときから切っていく人がいますが、
上がるためなら、から先に切ります。
理由は、から先に切り次にを引いてきた場合、
と両面形の強い形に生まれ変わります。
を切ってフリテンですが、両面形で強いので、
こういうときは、の両面形を残し、
のカンチャン待ちを切っていきます。
6ブロックから5ブロックにするときのどのブロックを残すかの優先度 (ざっくり)
1 できている面子
2 両面形や両面+対子 や
3 カンチャン塔子
4 ペンチャン塔子
※雀頭が2つ以上のときは、あがるときは、雀頭1つでいいので、
状況に応じてになりますが、カンチャン塔子と同じぐらいの優先度で
切っていきます。
5ブロックのときの考え方
5ブロックのときの考え方です。
上記の手牌をブロックで見たとき
1ブロック目
2ブロック目
3ブロック目
4ブロック目
5ブロック目
となります。
、、は、すでにできている面子なので、
、から牌を切ることになります。
こういうときは、強い形に固定する切り方をしていきます。
を切ると、の両面形の強い形になるので、
ここでは、を切っていくことになります。
このように5ブロックのときは、「強い形を固定する」という考え方で牌を
切っていきましょう。
1シャンテンのときの考え方
次に1シャンテンのときの考え方です。
上の手牌は、1シャンテンです。
この1シャンテンを「完全1シャンテン」と呼びます。
完全1シャンテンとは
両面と両面の受け売れがあり、且つシャンポンの受け入れがある1シャンテンをいいます。
まずこの手牌は、「5ブロックのときの考え方」で説明したとおり
強い形を固定するという考え方であてはめると、
かを切るのが正解です。
を切った場合、でき面子以外でいうと、、
の形が残ります。
との2つの両面形があります。
また、とのの形がありますので、
シャンポンの雀頭2つのシャンポンの受け入れがありますね。
このような完全1シャンテンの形を覚えておくと、思考がシンプルになり、
牌を切るときも迷わなくなりますので、ぜひ覚えておきましょう。
次に
上の手牌のような1シャンテンです。
何を切るのがいいでしょうか?
を切ると、との両面が残ってよさそうに見えますが、
次にを引くと、かの単騎待ちになってしまいますね。
このように1シャンテンで雀頭がない手牌をヘッドレスといいます。
こういう手牌のときは、を切らずに、を切っていくのが
いいとされています。
を雀頭に固定し、、のどちらの面子が
完成しても両面待ちのテンパイとなり、強いリーチが打てるのです。
次も
ヘッドレスの手牌の1シャンテンですが、さきほどのヘッドレスとは
少し考え方が変わりますので、注意してください。
のこの手牌はさきほどのヘッドレスと違い、暗刻+ヘッドレスの手牌になります。
さきほどのヘッドレスの手牌は暗刻がなく、雀頭固定の考え方で牌を切りましょうと説明しました。
今回は手牌に暗刻がありますので、考え方が変わります。
この暗刻があるときのヘッドレスの場合は、を切っていきます。
、と残りますが、さきほどと違うのは、
次にと引いても暗刻のを切ることで、の両面待ちで
テンパイします。
このようにヘッドレス+暗刻の場合は、ヘッドレスのみの1シャンテンのときと
考え方が変わりますので、覚えておきましょう。
牌効率が苦手な人は
ここまで牌効率に関する説明をいろいろしてきましたが、
実践で役に立つ知識がいろいろあったかと思います。
だけど、牌効率は難しいなぁ・・・
まだいまいちわからないなぁと思う方も
いらっしゃると思います。
そこで初心者でも牌効率の知識をわかりやすく身につけれる本がないか
探してみました。
アマゾンから購入可能ですので、
牌効率を理解してみたいと思っている人は、
わかりやすい本なので、ぜひ読んでみてください。