麻雀であがったときにどうやって点数を数えたらいいの
わかりやすく教えてほしい
こんにちわ。すごろくです。
麻雀であがったとき、点数はどのように決まるのか
わかりやすく説明していきます。
あがったときの点数がわかるようになれば、
また麻雀が楽しくなると思います。
最後どれくらいの点数であがれば、1位になるのか
わかるようになると、
手作りなども変わってきます。
ではいってみましょう。
この記事を読むとわかること
・あがったときの点数がわかるようになります。
・符計算のやり方がわかります。
点数はどうやってきまっているの
麻雀は、あがったときの手牌の構成で
点数が決まります。
手牌の何で決まるのかというと
役の数 と ドラの数です。
役は、平和やタンヤオなどの役のことですね。
ドラは、単純にドラの数です。
役の数とドラの数を合わせたものをハンスウ(翻数)といい
例えば、リーチ(1はん)+ピンフ(1はん)+ドラが1個の手牌構成で
あがったら、3はんという計算になります。
このあがったときのハンスウ(翻数)によって
点数が決まります。
ハンスウ(翻数)の計算
それでは、ハンスウ(翻数)の計算を説明します。
その前に以下の表を見てください。
(下記資料は、チャンタ@健康麻雀さんのサイトからDLさせて頂きました。
ご自由にと記載がありましたので、使わせて頂きます。感謝します。
URL:https://note.com/chanta6kakubashi/n/ne0ae2f6a0a88)
これは点数表といって、上がった時にすぐに点数を知りたい!
というときに便利な表です。
5ハンであれば、まんがん(満貫)という点数になり、
子であれば、ロンなら8000点、ツモなら子供から2000点、親から4000点になります。
また、表を見るとわかるように1ハンから4ハンまでは縦軸のふ(符)によって、
点数が細かく違っており、これが麻雀初心者が
どうやって計算すればいいのとわからなくなる理由ですね。
ふ(符)の説明は、少し難しいですが、
一つ、一つ覚えていけば、誰でもできるようになります。
ハンスウ(翻数)の計算方法の説明をしたあと、
ふ(符)の説明もしていきますね。
ハンスウ(翻数)の計算方法2
例えば、リーチ(1はん)、タンヤオ(1はん)、ツモ(1はん)、ドラ3で
上がったとします。
合計で、6はんになるので、さっきの点数表を見てみると、
はねまん(跳満)となりますね。
5はんならまんがん(満貫)、6はん~7はんは、ハネマン(跳満)
8はんから10はんはバイマン(倍満)、11はんから12はんは3バイマン(3倍満)
13はん以上は、かぞえやくまん(数え役満)となります。
はねまん(跳満)以上を整理してみました。
それぞれ子のとき、親のときで上がったときの計算が違うので
気をつけましょう。
次の手牌であがったときの計算をしてみましょう。
ドラは9まんで子だったとします。この手牌でリーチをかけてロンしてあがった場合、
点数はどうなるか見ていきたいと思います。
まずリーチ(1はん)ですね。
ドラは9まんなので、2つあり2はんつきます。
最後に1と9が関連している構成になっているので
「じゅんちゃん」という役がつき、これは3はんになります。
整理すると、
リーチ(1はん)+ドラ(2はん)+じゅんちゃん(3はん)=6はんになります。
子で6はんでロンであがった場合、はねまん(跳満)となり12000点になります。
このような計算で点数が決まっています。
ふ(符)計算の説明
次は、ふ(符)計算の話です。
もう一度、点数表を見てみましょう。
1ハンから4ハンまでは、ふ(符)計算が必要になります。
(3はん70符以上 or 4はん40符以上は満貫になるのでふ(符)計算は不要)
例えば、子で3はんの30ふ(符)でロンすると、3900点と書いています。
この3900点はどのような計算方法なのか説明します。
次の手牌を見てみましょう。
ドラが2まんで、子でリーチしてロンで上がったとします。
リーチ(1はん)+ぴんふ(平和)(1はん)+ドラ1(1はん)=3はんになります。
ぴんふという役であがった場合、ロンなら30ふ(符)で計算します。
※ツモで上がった場合、20ふ(符)で計算します。
子で30ふ(符)の場合、
30ふ(符)×4(子の場合)=120
3はんなので、
120×2(1はん)×2(2はん)×2(3はん)×2(ばん)×2(ばん)=3840=切り上げして3900
240 480 960 1920 3840
となります。
ふ(符)計算は、上記のように初めにふ(符)を子なら4かける、親なら6かけるをします。
それからハンスウ+2の回数を2かけるをします。今回は3はんなので、5回2かけるをしています。
計算した点数を切り上げたら、計算は終わりです。
この計算がはじめは大変なので、点数表を見て点数をだしたほうが早いと思いますが、
麻雀をいつもやっている人達は、30ふ(符)3はんの子でロンなら3900という
点数を覚えているので、計算しなくてもすぐ言えたりしますね。
このレベルの人は、麻雀初心者からすると、すごい人だな~と言われたりします。
上がった手牌のふ(符)計算の説明
上がった手牌のふ(符)計算ですが、以下にまとめてみました。
読み方 | ふ(符) | 説明 | |
基本 | きほんふ(基本符) きほんてん(きほんてん) ふーてい(副底) | 20ふ(符) | どのような手で上がってもこの20ふ(符) から計算がはじまります。 |
めんぜんロン | 10ふ(符) | めんぜんでロンであがったとき、 10ふ(符)鳴いた場合は付与されない | |
つも | 2ふ(符) | ツモであがったとき、2ふ(符) めんぜんでも鳴いても同じ ただし、ピンフつもの場合、2ふがプラスされず20ふ(符)で計算する。 またちーといつの場合、25ふ(符)で計算する。 |
読み方 | ふ(符) | 説明 | |
面子 | しゅんつ(順子) | 0ふ(符) | しゅんつ(順子)は0符で計算 |
2~8のあんこ(暗刻) | 4ふ(符) | 2~8のあんこ(暗刻)は4符で計算 | |
2~8のみんこ(明刻) | 2ふ(符) | 2~8のみんこ(明刻)は2符で計算 | |
1、9、字牌のあんこ(暗刻) | 8ふ(符) | 1、9、字牌のあんこ(暗刻)は8符で計算 | |
1、9、字牌のみんこ(明刻) | 4ふ(符) | 1、9、字牌のみんこ(明刻)は4符で計算 | |
2~8のあんかん(暗槓) | 16ふ(符) | 2~8のあんかん(暗槓)は16符で計算 | |
2~8のみんかん(明槓) | 8ふ(符) | 2~8のみんかん(明槓)は8符で計算 | |
1、9、字牌のあんかん(暗槓) | 32ふ(符) | 1、9、字牌のあんかん(暗槓)は32符で 計算 | |
1、9、字牌のみんかん(明槓) | 16ふ(符) | 1、9、字牌のみんかん(明槓)は16符で 計算 |
読み方 | ふ(符) | 説明 | |
じゃん とう (雀頭) | 1~9のシュウパイ(数牌) | 0ふ(符) | 1~9のシュウパイ(数牌)は0ふ(符) |
オタカゼハイ(オタ風牌) | 0ふ(符) | オタカゼハイ(オタ風牌)は0ふ(符) オタカゼハイ(オタ風牌)の例 自分が東家で、東場の場合、南、西、北がオタカゼとなります。 | |
ジカゼハイ(自風牌) | 2ふ(符) | ジカゼハイ(自風牌)は2ふ(符) ジカゼハイ(自風牌)の例 自分が東家の場合、東がジカゼ(自風牌)となります。 | |
バカゼハイ(場風牌) | 2ふ(符) | バカゼハイ(場風牌)は2ふ(符) バカゼハイ(場風牌)の例 自分が東家で南場の場合、南がバカゼ(場風)となります。 | |
サンゲンパイ(三元牌) | 2ふ(符) | サンゲンパイ(三元牌)は2ふ(符) | |
レンフウパイ(連風牌) | 2ふ(符)か4ふ(符) | レンフウハイ(連風牌)は2ふ(符)か4ふ(符) ジカゼ牌(自風牌)+バカゼハイ(場風牌)=レンフウハイ(連風牌) レンフウフウ(連風牌)の例 自分が東家で東場の場合、ジカゼハイ(自風牌)+バカゼハイ(場風牌)になるので、2ふ(符)、ルールによっては4ふ(符)になる場合もあり |
読み方 | ふ(符) | 説明 | |
待ちの種類 | リャンメンマチ(両面待ち) | 0ふ(符) | リャンメンマチ(両面待ち)は、0ふ(符) |
シャンポンマチ(シャンポン待ち) | 0ふ(符) | リャンメンマチ(両面待ち)は、0ふ(符) | |
ペンチャンマチ | 2ふ(符) | ペンチャンマチは、2ふ(符) | |
カンチャンマチ | 2ふ(符) | カンチャンマチは、2ふ(符) | |
タンキマチ | 2ふ(符) | タンキマチは、2ふ(符) |
いろいろなふ(符)計算がありますね。
また、ふ(符)計算をするとき、32ふ(符)などになったら、切り上げるという
ルールがあります。
32ふ(符)なら40ふ(符)。
42ふ(符)なら50ふ(符)となります。
ふ(符)計算の例題
例題を出してみます。
答えも記載しますので、ふ(計算)を実際にやってみましょう。
東家で東場で親。ドラは
でロンしてあがったときのふ(符)計算をしてみましょう。
役は、リーチ(1はん)+三暗刻(2はん)=3はんです。
(めんぜん)面前であがったとします。
正解は、50ふ(符)です。
点数は、3はん + 50ふ(符) = 9600になります。
まず、なぜ50ふ(符)かというと以下の計算になります。
= 4ふ(符)
= 4ふ(符)
= 4ふ(符)
きほんふ(基本符)20ふ(符)
めんぜんでロン 10ふ(符)
= 0ふ(符)
なので、4+4+4+20+10=42ふ(符)となり、
切り上げで42から50ふ(符)となります。
まとめ
ふ(符)計算の記事はどうだったでしょうか
麻雀をしながら、自分でふ(符)計算などをやってみて
覚えていってみてください。
自分で計算できたとき嬉しくなると思いますよ。